この記事は2022年2月10日投稿時点の情報をもとに考察したものとなります。閲覧は自己責任でお願いします。またこの記事に記載した考察内容は全て私個人の考えでしかなく公式設定ではないことをご留意していただきたい。
以前考察した内容に関しては省略しているので、はじめに関連記事をお読みになった上で閲覧していただけると理解しやすくなるかと思われます。
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おくりびとについて
ヘブライ語でטלה<ケヴェス>、ギリシャ語でavmno,j<アグヌス>。どちらも神の子羊を指す表現であり、これはイエス・キリストが人類の罪を贖う生贄の役割を意味する。
舞台であるアイオニオンはギリシャ語でαιώνιον<アイオニオン>と書き、永遠を意味する。
セナはケヴェス陣営に対してと考えられるが「いいよね。時間沢山あって」と発言しており、ケヴェス側は永遠に生き続けることができると思われる。
しかし、ケヴェスもアグヌスも戦場で命を落とし、兵士を弔う”おくりびと”という役割も存在する。だが、戦場で”おくりびと”という役割が存在している事自体が歪であり、彼らは命を失うことと、肉体の死は同一ではないのかもしれない。
対してアグヌス陣営であるミオは「斃す相手がいるから戦う」、タイオンは「奴の糧だ」という発言から、ケヴェス陣営とアグヌス陣営は子羊……彼=神の生贄であることを知っており、彼の糧となることに抵抗するためにケヴェスの残滅を行っている。
またミオもノアと同じく”おくりびと”であり、両陣営は生きるために戦う、戦うために生きている。
見よ、わたしはアハズの日時計の上に進んだ日影を十度退かせよう。すると日時計の上に進んだ日影が十度退いた。次の言葉はユダの王ヒゼキヤが病気になって、その病気が直った後、書きしるしたものである。――イザヤ 38:8-9
彼らはそれぞれ日時計がある限り蘇生手段があり、日時計の瞳を満たんにするために各陣営の命を奪っている。”おくりびと”が弔っている兵士は味方の者ではなく敵国の兵士であり、命をおくることで日時計の瞳が溜まっていく。これが「生きるために戦う、戦うために生きる」彼らの存在理由であると考えられる。
世界に仇す存在
シュルクが行った世界の創世は、巨神と機神しかいなかった虚数領域に宇宙を創生した。これは実数領域に新たに世界を発生されたわけではない。ウ・ドゥの観測装置であった扉<ゲート>は、クラウスとザンザの消滅によって既に実数領域から消滅している。しかし虚数領域に存在する扉<ゲート>が失われたとは限らない。
虚数領域にあった扉<ゲート>を発見し干渉することができれば領域シフトが発生し、実数領域側である「アルスト」に移動することができる。
『ゼノブレイド3』のトレーラーを観るかぎり、機神界が領域シフトしてるが巨神界側である神なき世界自体が領域シフトしているようには見えない。そして機神界はザンザのモナドによって消滅したわけだが、この時点でアルストへ領域シフトしたわけではない。何故なら『ゼノブレイド』と『ゼノブレイド2』は並行に進んでいたからだ。ザンザのモナドによって領域シフトしたならば『ゼノブレイド2』の作中に機神界がいきなり出現していなければおかしい。
『ゼノブレイド』と『ゼノブレイド2』のエンディング後に何処かへと消えてしまった機神界は、扉<ゲート>と干渉してアルストへと領域シフトしたと考えるべきである。
さて、その何処かとは何処なのか……。虚数領域でも実数領域でもない場所。そう霧乃王がいた亀裂の先だ。ノポンダイセンニン除く
『つながる未来』の後に再び亀裂が発生し、メリア達は巻き込まれ、その先にあった機神界と共に領域シフトしてアルストにきたと考えるべきだ。『ゼノブレイド3』のアートワークを見れば、神なき世界の一体何処に扉<ゲート>があったのかは一目瞭然であろう。そう、大剣の渓谷――機神の大剣である。
そして領域シフトした機神の大剣はインヴィディアの巨神獣<アルス>の胴体を穿ち、アルスト側である実数領域へとやってきたわけである。
また虚数領域側から来た彼らは言い方を変えればグノーシスでもある。この宇宙を崩壊にもたらす者であり、世界に仇す存在である。
種族
ケヴェス
虚数領域である神なき世界からやってきた者。『ゼノブレイド』の関連種族。体の部位に特徴的な紋章が刻まれているが、ケヴェスの証か、贄としての証かと思われる。ノア
主人公であるホムス。シュルクが開発したモナド・R・EXに似た武器を持って戦う。R・EXと同構造であるならば、霧乃獣の切り札となるはず。現状霧乃獣の情報がないものの、今後登場することがあれば対抗武器になりえるだろう。
PVは主に黒と赤い衣装が確認できているが、黒い衣装を着ている頃までがプロローグであると思われる。
紋章は右手に存在する。ランツ
左半身が金と黒のラインがあり、機神界人<マシーナ>の特徴をしていることからマシーナだと思われる。大剣と盾を切り替えるタンクかと思われる。
紋章は顎に存在する。ユーニ
紋章は右胸に存在する。
仮面の少女
アグヌス
実数領域であるアルストにいた者。『ゼノブレイド2』の関連種族。ミオ
武器はニアと同じくツインリング。
タイオン
武器はハンマー。
ニアに類似したマンイーターの少女。もしもニアであるなら、レックスと同じ時を歩めずに置いてけぼりとなったか、レックスとホムラとヒカリも同じ思想の元で動いていると考えられる。ニアがレックスの言葉に呪われ、レックスの意思を受け継いだ可能性もある。
仮面の少女
ノポン
女の子のノポンがアグヌス側の衣装、男の子のノポンがケヴェス側の衣装を着ていることからそれぞれ別の勢力のノポンが寄り添っているものと思われる。
ヴァンダム
『ゼノブレイド2』のヴァンダムにそっくりさん。といってもヴァンダムさんは死んでいるので除外。
眼帯で長命といえばブレイドイーターのジーク・B・極・玄武だが、額の十字傷も中二病で入れている可能性も捨てきれないのがジークなのが……。だがサタヒコの前例もあるため500年以上経過しないと、ここまで歳を取ることはないのでジークの可能性は外すべきだろう。逆に『ゼノブレイド2』と変わらぬ姿で『ゼノブレイド3』でジークが登場する可能性ならありうるため期待したい。
おわりに
未だ情報が少なく考察する要素も少ないですが、9月発売まで期待して待っています。この『ゼノブレイド3』の先にある未来こそが、アルヴィースが見た未来に続いているのだと願って――
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