【感想】『ゼノブレイド2 オリジナル・サウンドトラック』通常盤と豪華CD盤を購入しました



記憶おもいでは消えない…


5月23日に『ゼノブレイド2 オリジナル・サウンドトラック』が発売されました。
通常盤の他にAmazon限定の豪華USB盤と豪華CD盤が販売され、私は通常盤と豪華CD盤を購入しました。


本当は2000個限定の豪華USB盤がほしかったのですが予約に間に合いませんでした。現在10万円で転売されているのを見ると、需要が高いから2万円で販売せずに元を取れる値段※で出して数増やしても良かったのではないのかなぁー。ただクリエイター側として拘った結果なんでしょうけどね。
※光田氏の2月26日のブログから


通常盤はタワーレコード梅田NU茶屋町店で購入しました。
通常盤はDsicは5枚までとなっており、ブックレットも12Pのみとなっています。
そもそも通常盤を購入した理由が6月9日のイベントに参加するためだったので……。
6月9日の梅田にゼルダの伝説のハイリアの盾とマスターソードが描かれたトートバックを持ったオタクが居れば私ですので、よろしくおねがいします。


豪華CD盤には付属が多く、ピアノスコア(私はピアノできないのが残念ですが)や、
通常盤にはない限定CD盤のDisc 6に描かれているのが、最終パーティには居ないヴァンダムさんなのがニクい演出ですね。Disc 6には本編で使用されたSEや、多くのピアノアレンジが収録されていました。いやぁ、ピアノだけのアレンジも良いですね。
というか、この特殊パッケージが『ゼノブレイドクロス』のライフを思い出させるようなデザインをしてて好きです。『ザ・シークレットファイル アート・オブ・ミラ』と見比べても雰囲気が似てます。

豪華CD盤はブックレットも124Pと分厚い内容となっています。すべて読みきれていませんが、音楽が生まれるまで以外にも、ゲーム開発に関しての濃い内容が書かれていました。というか高橋監督……前作同様にまたジオラマ作ってからゲーム開発してたんですね。

そして書かれていた内容にちょっとウルッときちゃいました。商品説明にもあったりしましたが『ゼノブレイド』シリーズではなく、『ゼノ』シリーズとしての集大成と書かれているのが、本当ファンとして嬉しいんですよね。今作のシナリオもこれまでのゼノシリーズの架け橋であり、集大成であり、『ゼノギアス』のリファインとも感じられ、本当に嬉しい。

メインキャラクターデザインの齋藤将嗣氏の描き下ろしのイラストも素晴らしく、πνευμαプネウマのコアクリスタル──あるいは扉《ゲート》──を想起させるかのような物体を中心に、ヒカリとホムラが静かにソレを包み込んでいる。

ACE氏の挿入歌「Drifting Soul」は彼と、彼によって影響を受けた彼のための歌であり、ニアが軸となるシーンでも流れますがボーカルは流れない仕様となっています。
人は何かを失った際、その理由を求めようとする。そして自分は何者なのか──誰かに定義してほしいのだ。自分の中に、あるいは誰かの中に。この歌はそんな"彼ら"の彷徨う魂の歌である。


今作のテーマは「魂」である。人の想いであったり、意志であったり、役目であったり、命であったりする。
光田康典氏の作曲に乗せてJen Bird氏の歌唱で唄われるエンディングテーマ「One Last You」は、そんな最期の彼女の魂が歌詞となっており、聴くといつも涙が溢れてしまいそうになります。
彼に出逢うまでどれだけ自分が消えたかったのか。そして、そんな彼女がどれだけ彼に救われたのか……。彼女が生まれてきて幸せだったと言えるまでの歌。


音楽というのはふしぎなものですね……
時に人の思いもよらぬものまでよびさましてしまう。
忘れかけていた、さまざまな想い、感情、もちえぬ記憶……
聞く者がそれを望もうと望むまいと、ね……


私がこの作品で体験した素晴らしい記憶も時間と共に忘れてしまうかもしれません。それでも、この音楽を聴くたびに呼び覚ますことでしょう。光田康典氏、ACE氏、平松建治氏、清田愛未氏。そしてANÚNA氏、Jen Bird氏。神奈川フィルハーモニー管弦楽団、Bratislava Symphony Choirの皆さん。素晴らしき楽曲をありがとうございました。

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光田康典 ACE(工藤ともり、CHiCO) 平松建治 清田愛未
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